長く楽しめる靴“sew”が今年で10年目を迎える

2018.02.05 14:51

この記事のポイント

国産の植物タンニン鞣しの革を使用
丈夫な素材、飽きのこないシンプルなデザインの“sew”

長く楽しめる靴“sew”が今年で10年目を迎える

今年で10年を迎える、“sew”。
sew＝「縫う」という制作工程が名前の由来だ。
10年を迎えるにあたりsewの田辺さんにブランドについて伺った。
「洋服が好きで１７歳の時にミシンを購入し、独学で服やバッグを作っていたのが物作りの原点です。
その後アパレル企業に入社し、服づくりに関わっていたが充実はあったものの、自分で何かを始めたいという思いが強くなりました。」
そして会社勤めをしながら靴の学校に通ったそうだ。
その一年後会社を辞め、sewを立ち上げたなかなかの行動派だ。
「当初は、靴のみでしたが、ご注文頂いたお客様から“鞄を作って欲しい”というご要望に答えるうちに、色々と製作するものも増えていきました。」
と靴以外にも、鞄やスリッパ、小物など生活に密着したものはお客様の声から生まれたものだった。

「長く使える耐久性があることを重要視しています。」
それがsewの素材選びのポイントだ。
国産の植物タンニン鞣しの革を使用している理由は愛着を持ってもらえるように育ててもらう為なのだ。
「普段使いとして長く使って頂けるように、丈夫な素材を選び、飽きのこないシンプルなデザインにしています。
また靴は長く履けば消耗してしまう物なので、アフターケアにも対応できるよう、修理の事も考えた作りにしています。」
使い込んだ時間とともに革が馴染み色艶が増し、育てる喜びも感じられる。
靴や鞄を使っているうちにできる“しわ”や“色・艶”の変化、自分の身体に馴染んでくるのが分かる。
長く楽しめるような工夫がされている。

主に愛知県のお店での取扱いが多く、店によって置かれている商品は違う。
dacori
三重県四日市市前田町30-7
Liccarocca
愛知県安城市美園町2-11-3
Sawa-Sawa
愛知県愛西市勝幡町弁才天2301-15
カルジーナ
愛知県岡崎市竜泉寺町間峯ヶ平52
さらに2/21～3/20までの期間限定でライフスタイルショップ「EIGHT TOWN」でも販売される。
http://eighttown.jp

「今後は男性向けの靴、サイズ展開を増やしたいです。」
と、さらに幅広い展開を考えていた。