この記事のポイント
デザインから製作まで一人で行っている“TOLAE”のデザイナー村瀬花絵さん。
イタリアでジュエリーを学んだのち“TOLAE”の活動を始めた。
こちらのシリーズは、デザイナーが自然の中で拾った石から凹凸としたテクスチャーを採取し、リングにしている。
どのリングも少しずつ形・テクスチャーの表情が異なっているのが魅力的だ。
さらにより自然な風合いをだすため、リング内側の形はあえて真円でない形状になっている。
リングの種類は表面がゴツゴツとした-hard-と滑らかな-smooth-の2種類。
とても石からリングの原型を考えているとは思えないほどスタイリッシュで格好良い。
こちらのシリーズは丸いプレートの端をぺらっとめくったような立体感のある形が特徴だ。
カーブのゆるさで柔らかそうに見えてしまうが、しっかりとした作りだった。
ネックレス以外にもピアス、イヤリングもある。
“TOLAE”のジュエリーは、シンプルだからこそ曲線と直線を改めて美しいと思える。
そしてそのシンプルさに加わえて、デザイナー村瀬さんのセンスやアイディアがただのシンプルなジュエリーではなく、洗練されている美術品のような雰囲気を醸し出しているのだろう。
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Auther:編集部