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自然なカタチの『木』そのものの魅力を活かしたランプシェード

#ブランドニュース

2018.01.18 17:28

自然なカタチの『木』そのものの魅力を活かしたランプシェード

冬は暖かく、夏は爽やかに感じる、
“record”の木のモノは木目だったり、割れ目などもチャームポイントのように思えてくる。

“record”( =記録する、書き留める、示す、述べる、物語る、レコード・・・)
つくり手が、思いを『record』し、つかい手が、日々の生活を『record』していく。
そんなモノを作れたら、という思いが作品に詰め込まれている。
作品を制作している齋藤勝弘さんは、元々レコードショップを経営していた。
当時から什器や内装を制作していたこともあり、レコードショップを閉じたあと
家具製作やアンティークの修復に携わりさまざまなものに触れ、
『より生活に近いところのモノづくりがしたい』と考え現在の制作スタイルに行きついた。

recordの照明には様々な木材が使われている。
栃、栗、朴、栓、胡桃、など。
その時々で入手できる木材を、無駄のないよう木取りし削っている。
他の人が見向きもしないような材料も使うそう。
木はもちろん自然のものなので、削っていくうちに割れ目・節・虫穴などの欠点と呼ばれるものが出てくることもある。
補修はするが齋藤さんはあえて穴や割れ目を残し、それらを魅力とし趣のあるデザインとして作品にする。
仕上げについてもその時々で素材や使う場面など、使い手にしっくりくるよう合わせ染めたり、蜜蝋を塗ったり、漆を塗ったり、そのままだったり、、と使い分けられている。
常に『いろんな意味でしっくりくるモノ』を考え、面白いものをつくるチャレンジをしている。

元々はうつわづくりを主にしていたが、友人からの注文で照明の傘を作ったきっかけで照明作品が増えた。
一輪挿しやプレート、うつわに照明、木材で統一しそれぞれの表情を楽しみたい。
木の不思議なところは、使う場面に合わせた表情になってくれるところだと思う。
日本家屋に飾れば立派な趣のある照明になり、コンクリート打ちっぱなしであればカフェ風のスタイリッシュさがでる。
主張しすぎず、場の雰囲気をつくってくれるのだ。

今後も変わらず『いろんな意味でしっくりくるモノ』を根本に照明作品をつくっていくようだ。
大きいもの、シャンデリアのようにたくさんついているもの。
照明以外の作品にも注目だ。
出展については2月静岡県富士市、3月埼玉県越谷市で開催されるイベントへの参加が決まっている。
現在は、“atelier bloom POP UP STORE”で展示販売中だ。

“atelier bloom POP UP STORE”
2017年9月7日-2018年2月24日
営業時間/火曜日-金曜日 10:30-15:00
〒343-0827 埼玉県越谷市川柳町2-16 (空+kan敷地内)

http://recordwork.blogspot.jp/

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