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小国紙に幾何学的折り紙技法を使用したカードケース

#ブランドニュース

2018.01.23 10:50

小国紙に幾何学的折り紙技法を使用したカードケース

新潟県にある生活道具を販売・企画しているお店“スズキ家の茶ノ間”。
そのプロダクトブランド「folk product」が企画したカードケース。
小国紙を使用し、幾何学的折り紙技法を駆使し制作されている。

小国紙とは小国地域で伝統的に生産されている和紙だ。
雪を使用するのが最大の特徴で、雪による漂白力を利用し
乾燥までの工程では春まで雪の下に埋めておき、雪の重さで水分を減らし、
春に近づいた頃に日光で乾燥させる。
工房では原材料となる楮(こうぞ)を自ら育て収穫し、手漉きによる製法で作られており紙の質感としてもハリのある強い紙が出来る。
このカードケースのために、3枚の和紙を重ねるようにし1枚の和紙に仕上げた加工“3層紙”が使用されている。
そんな和紙を、折り紙製品を制作しているオリガミデザインの協力により、
幾何学的折り紙技法でカードケースに仕上げている。

現在色は柿渋・生成りの2色展開だ。
内側と外側の両面にカードを収納でき、マチをつけての型取りなので
何枚かまとめて収納することも可能で使い勝手が良い。
シンプルでベーシックな形だからこそ使いやすく、飽きもこない。
和紙だが強く、使用していくなかで手に馴染むようになってくる。

和紙を作る職人、和紙を使って作り上げる作り手、企画販売を行うお店の
3者が知恵と知識と技量を合わせて制作されたカードケースが「良いモノ」であることは間違いない。

スズキ家の茶ノ間
新潟市中央区学校町通2番町5299-3
営業時間 :10:00〜18:00
定休日  :毎週月曜日、日曜日
http://www.suzukikenochanoma.com

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